ChatGPTの登場以来、AIは私たちの生活の様々な場面で活用されるようになりました。AIは情報検索、文章作成、翻訳、音声認識、音声変換など、多くの分野で人間の手助けをしてくれています。AIがあれば、仕事の効率も大幅に上がると言えるでしょう。
本日、AIを活用している音声ツール「FineVoice」について、ぜひ皆さんにご紹介したいと思います。この記事では、「FineVoice」の導入から、機能概要、使い方、良い点、イマイチな点などを詳しくご紹介します。もしご興味があれば、ぜひ読んでみてください。
目次
1.FineVoiceとは
「テキストを自然な音声にしたい」「録音データを文字起こししたい」「自分の声を別人風に変えてみたい」——
そんな希望をAIの力で叶えてくれるのが、FineVoice(ファインボイス)です。
開発元は、AIツールを多数手がけるFineshare社です。これまでにも「VoiceTrans(AI音声変換)」「FineCam(バーチャルカメラ)」「Singify(AI音楽作成)」など、ユニークで実用的なツールを多数リリースしています。
FineVoiceは、そんなFineshareの音声系プロダクトの代表格。オンラインで使えるため、インストール不要・すぐに使えるのも魅力です。
2.FineVoiceの導入&使い方
FineVoiceは完全なオンラインツールなので、ソフトをダウンロードする必要はありません。
使い方はとてもシンプルで、以下のステップで始められます。
🔰 基本的な使い方ステップ:
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公式ページを開く
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利用したい機能を選ぶ(テキスト読み上げ・即時音声クローンなど)
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テキスト入力や音声アップロードを行う
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「生成」または「送信」ボタンをクリック
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変換後のデータを試聴&ダウンロード

3.FineVoiceの機能概要
FineVoiceは、Fineshare社のAI音声スタジオとして、多彩な機能を備えています。コンテンツ制作や日常利用に役立つ、以下の3機能が特徴です。
✅ 3-1|テキストを音声に変換(Text to Speech)
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対応言語:日本語、英語、中国語、フランス語、ドイツ語など多数
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声の種類:1000種類以上のキャラクター音声から選べる
使い方はとても簡単です。テキストを入力して、言語と声のキャラを選び、生成ボタンをクリックするだけ。
合成音とは思えない自然さで、SNS動画やナレーション制作にもぴったりです。

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https://finevoice.fineshare.com/text-to-speech?ref=yoisoftshare
✅ 3-2|音声をテキストに変換(Speech to Text)
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対応フォーマット:MP3, AAC, ARM, M4A, WAV
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対応言語:英語、ドイツ語、スペイン語
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出力形式:Text / JSON / SRT / VTT(※一部は有料)
音声ファイルをアップロードするだけで、自動的に文字起こししてくれます。精度もまずまずで、英語の音声には特に強い印象です。
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✅ 3-3|ボイスチェンジャー
音声を別のキャラ声に変えるAIボイスチェンジャー機能も用意されています。
録音した音やアップロードした音声を加工して、アニメ声や外国人風など、さまざまな音色に変換可能。
ちょっとした遊びにも、VTuber用途にも活用できます。

https://finevoice.fineshare.com/ai-voice-changer?ref=yoisoftshare
以上の3つの基本機能に加えて、
🎬 動画から効果音を自動で生成したり、
🧬 AI音声クローンを作成したり、
🎨 自分だけのカスタム音声をデザインすることも可能です。
これらの機能は一部無料で体験できますので、まずは無料版から気軽に試してみるのがおすすめです。使い勝手や音声のクオリティをぜひご自身で確かめてみてください。
FineVoiceの評価
実際にFineVoiceを使ってみた感想としては、「思っていた以上に使いやすく、音声のクオリティも高い」というのが率直な印象でした。オンラインでここまで本格的な音声加工ができるのはかなり便利です。では、具体的に良かった点と気になった点をそれぞれご紹介していきます。
✅ 良いと感じたポイント
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AIによる高品質な音声合成が可能で、驚くほどリアルな人間の声を再現できます。ナレーションや動画制作にも十分使えるクオリティでした。
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専用のスタジオモードでは、環境音を抑えたクリアな録音ができ、まるで本物のスタジオで録ったような仕上がりになります。
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操作画面がシンプルで、初めて使う人でも迷わずに扱えるのが好印象。オンラインツールながら、全体のレスポンスもスムーズです。
⚠️ 気になった点・改善してほしいところ
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現時点では操作画面が完全に日本語対応していないため、英語が苦手な方には少しハードルがあるかもしれません。
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一部の機能(音声クローンのカスタマイズや高度な出力形式など)は、有料プランへのアップグレードが必要です。無料体験で物足りないと感じる場合もありそうです。
💬 総評:
FineVoiceは、音声合成や音声変換のクオリティ・機能の幅広さにおいて、非常に優秀なAIツールです。特に、リアルで自然な音声を簡単に生成できる点は、ナレーションや音声コンテンツ制作をしている方にとって大きな魅力だと感じました。
多少の英語表記や有料制限はありますが、「まず試してみたい」という方には無料版でも十分に実力を体感できる内容になっています。今後、日本語対応がさらに進めば、より多くのユーザーにとって使いやすいサービスになるはずです。
4.FineVoiceの価格
FineVoiceは年間プラン向けの33%オフのクーポンを発行しています。各プランの価格は次になります。
プラン | ベーシックプラン | Proプラン | エンタープライズプラン |
月間価格 | $8.99/月 | $17.99/月 | $31.99/月 |
年間価格 | $107.88/年 $71.99/年 | $215.88/年 $142.99/年 | $382.99/年 |
各プランのお違い
項目 | ベーシックプラン | Proプラン | エンタープライズプラン |
利用可能なプロジェクト数 | 10件 | 50件 | 無制限 |
月にTTSの文字数 | 100,000 | 300,000 | 1,000,000 |
AI音声変更の利用時間 | 24時間 | 無制限 | 無制限 |
利用可能な音声デザイン数 | 10種類 | 無制限 | 無制限 |
カスタマーモジュール数 | 0 | 2 | 6 |
月に自動文字起こし機能利用時間 | 120分 | 240分 | 600分 |
24時間年中無休の無料優先サポート | 対応 | 対応 | 対応 |
すべての高度なボイスオーバー機能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用可能 |
オリジナルボイス | 不対応 | 対応 | 対応 |
FineVoiceは、年間プランに33%オフの割引があり、用途や規模に応じて3つのプランが用意されています。
ベーシックプランは、プロジェクト数や利用できる文字数が少なめで、初めて使う方やライトユーザーに最適です。
Proプランは、利用可能なプロジェクト数や音声デザイン数、文字数が大幅に増え、AI音声変更や自動文字起こし機能も充実しており、中〜上級者におすすめです。
エンタープライズプランは、無制限のプロジェクト数や大量の文字数利用、カスタマーモジュールも多く、法人や大規模利用に向いています。
それぞれのニーズに合わせて選ぶことで、コストパフォーマンス良く活用できます。まずはベーシックから試し、必要に応じてアップグレードを検討するのが賢い購入方法です。
まとめ:
FineVoiceは充分にAIを活用している機能豊富なAI音声ツールです。商品紹介動画やeラーニングコンテンツなどのナレーション、会議録の自動文字起こしなどのシーンでに期待できるでしょう。それに、直感的なインターフェイスで使い勝手もよく、誰でも簡単に使えます。もし興味があれば、是非使ってください。