仕事のプレゼンやオンライン授業、さらにはスマホゲームの配信など──
日常的に「iPhoneやAndroidの画面をパソコンなどの大きなディスプレイに映したい」と思う場面は意外と多いものです。
ただ、いざ調べてみると、画面ミラーリング用のアプリは驚くほどたくさん存在します。それぞれに優れた機能があるものの、短時間で一つひとつの特徴や長所・短所を把握して比較し、自分に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。
そこで本記事では、数ある選択肢の中から特に人気の高い画面ミラーリングアプリ8選 を厳選し、それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。
「自分に合うアプリはどれだろう?」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次:
- Part1:ミラーリングアプリの選び方
- Part2:無料ミラーリングアプリおすすめ8選
- おすすめ①AnyMiro
- おすすめ②Scrcpy
- おすすめ③MirrorTo
- おすすめ④Apowermirror
- おすすめ⑤vysor
- おすすめ⑥letsview
- おすすめ⑦Mirroring360
- おすすめ⑧AirMore
- Part3:画面ミラーリングする方法
- まとめ
Part1:ミラーリングアプリの選び方
iPhone、Androidスマホの画面をPCや大画面に映す「ミラーリングアプリ」ですが、実際に探してみると種類が多すぎて迷ってしまいます。まずは、自分に合ったアプリを選ぶためのポイントを整理しておきましょう。
① 接続方法(USB / Wi-Fi)
USB接続:安定した画質・低遅延が魅力。ただしケーブルが必要。
Wi-Fi接続:ケーブル不要で便利。ただしネット環境によって遅延や画質劣化が起きやすい。
② 対応OS
iPhoneユーザーならAirPlay対応かどうか
AndroidならGoogle Castや独自機能への対応が重要
③ 用途に合った機能
ゲーム配信:遅延の少なさ、録画機能の有無
オンライン授業や会議:画面共有機能、音声の転送対応
個人利用:シンプルな操作性、無料で使えるか
④ 料金
無料でも十分なものもあれば、より高機能な有料版が用意されているアプリもあります。「まずは無料で試す」→「必要に応じて有料版へ」という流れが安心です。
Part2:無料ミラーリングアプリおすすめ8選
ここからは、実際に人気のある無料ミラーリングアプリを8つご紹介します。それぞれの概要・特徴・メリット・デメリットをまとめたので、自分に合ったものを探してみてください。
無料ミラーリングアプリ比較表
ソフト名 | 対応デバイス | 接続方式 | 主な特徴 | メリット | デメリット |
AnyMiro | iOS / Android | USB / Wi-Fi | 最大4K対応、音ズレなし、複数デバイス同時ミラーリング、リアルタイム注釈対応 | 高画質・安定、ゲーム・配信向き、初心者でも操作簡単、24時間サポートあり | PCでスマホ操作不可、長時間利用は有料版必要 |
Scrcpy | Androidのみ | USB | 完全無料、軽量、高速、キーボード・マウスで操作可能 | 遅延ほぼなし、無料で高機能、インストール不要 | iPhone非対応、USB接続のみ |
MirrorTo | iOS / Android | USB / Wi-Fi / QRコード / AirPlay | PCからスマホ操作可能、録画・スクショ対応、ファイル送受信可、キーボードマッピング対応 | スマホゲームをPCで快適プレイ、配信や会議で高品質共有、作業効率向上 | 無料版は時間制限あり、最大2K解像度 |
ApowerMirror | iOS / Android | USB / Wi-Fi | PCからスマホ操作可能、最大4台同時ミラーリング、ホワイトボード機能、TV/VR対応 | 遅延少なく快適操作、複数デバイス同時管理可、幅広い出力先対応 | 無料版に透かしあり、10分ごと再接続必要 |
Vysor | iOS / Android | USB / Wi-Fi(有料版) | PCからスマホ操作可能、開発者向け機能、ブラウザ対応 | マルチプラットフォーム対応、長文入力や細かい操作が快適、無料利用可 | 無料版画質低め、無線接続は有料、初回操作に戸惑う可能性 |
LetsView | iOS / Android / Windows / Mac / TV | Wi-Fi | 遠隔キャスト、PC操作、ホワイトボード、スクショ・録画、SDK提供 | 幅広いデバイス対応、教育・ビジネス・家庭で活用可能、SDKでアプリ連携可 | Wi-Fi依存で遅延が出やすい |
Mirroring360 | iOS / Android / Chromebook | Wi-Fi | ケーブル不要、複数端末同時表示、教育・ビジネス向け | ワイヤレス接続で快適、最大40台同時共有、初心者でも簡単 | 日本語対応や操作に慣れが必要、無料版機能制限、高解像度や録画は弱め |
AirMore | iOS / Android | Wi-Fi / ブラウザ | ブラウザ操作可能、ファイル管理・ミラーリング・スクショ・連絡先管理 | ケーブル・インストール不要、豊富なファイル管理、リアルタイムミラーリング可能 | 安定性はWi-Fi次第、高解像度ミラーリングには不向き |
おすすめ①AnyMiro
AnyMiroは、iMobie社が開発したiPhoneやAndroidスマホ向けのミラーリングソフトです。スマホゲーム配信やタブレットでの描き配信などに特化し、ライブ配信者やオンライン講師の間で人気が集めています。USB接続とWi-Fi接続の両方に対応し、遅延のないミラーリングを実現します。
特徴
- 最大4k対応でオリジナルに忠実な色彩を再現し、鮮明で滑らかな映像を映し出す。
- 最長10時間の安定したミラーリングが可能でゲームやライブ配信でも快適。
- USB接続とWi-Fi接続の両方に対応し、安定なミラーリングを実現。
- 音ズレがなく、映像とサウンドを同時に転送できる
- OBS、Streamlabsなど20種類以上の配信ソフトに対応。Twitch、YouTube、Facebookなどへ簡単に配信できます。
- 複数デバイスの同時ミラーリングでき、スマホの画面、音声、カメラ、マイクを同時にPCに映し出すことが可能。
- リアルタイム注釈機能があり、画面に矢印や文字を書き込みでき、授業やプレゼンにも活用可能。
メリット
- 高画質・安定性を兼ね備えており、ゲーム配信やイラスト制作の配信に最適。
- ゲーマー、クリエイター、VTuber、教育関係者、教会のライブ配信などに最適。
- UIがシンプルで初心者でも扱いやすい。
- 60日間返金保証や24時間対応のサポート体制で安心して利用可能。
デメリット
- パソコンでスマホを操作できない
- 長時間利用する場合は有料版が必要
おすすめ② Scrcpy
Scrcpyは完全無料なミラーリングツールです。ただし、Androidデバイスのみに対応し、iPhoneやiPadなどのミラーリングはサポートしません。高画質でありながら超低遅延のミラーリングが魅力です。
特徴
- 完全無料で利用可能
- 軽量で動作が速い
- キーボード・マウスでAndroidを直接操作できる
メリット
- 遅延がほとんどない
- 無料ながら高機能
- インストール不要(展開して実行するだけ)
デメリット
- iPhoneには非対応
- USB接続のみが対応
おすすめ③ MirrorTo
MirrorToはiMyFone社が提供する強力なミラーリングアプリです。iPhoneとAndroidの両方に対応し、簡単な設定でスマホ画面をパソコンにミラーリングできます。それに、PC側でスマホを操作したり、PCでFGOやPUBGなどのモバイルゲームをプレイしたいするなどMirrorToが完璧に対応します。
特徴
- USB/Wi-Fi/QRコード/AirPlay接続可能
- PCからスマホアプリを直接操作(クリック、スクロールなど)できる。
- 録画機能やスクリーンショット機能を搭載し、音声付で録画可能。
- PCとiOS/Android間でファイルを送受信可能。
- キーボードマッピング対応(ゲーム操作をPC用に最適化)
メリット
- エミュレーター不要で、スマホゲーム(例:PUBGやFGO)をPCの大画面で遅延なく快適にプレイできる
- 配信やオンライン会議で、スマホ画面と音声をそのまま高品質で共有できる
- ファイル転送により、作業効率やデータ共有がスムーズになる
- 操作は非常に簡単、専門知識がなくてもストレスなく操作可能。
デメリット
- 無料版は時間制限あり
- 最大2kの解像度をミラーリング対応。
おすすめ④ ApowerMirror
ApowerMirrorはミラーリングアプリとして古参の存在と言えるでしょう。iOSおよびAndroidデバイスをPCにリアルタイムでミラーリングし、PCからスマホを操作することも可能です。。高画質かつほとんど遅延のない映像と音声のミラーリングを提供し、TVやVR、ARなどへの表示にも対応しています。
特徴
- Wi-FiおよびUSBケーブル経由でPCやTVにミラーリング可能。
- PCからスマホの操作が可能で、最大4台までのデバイスを同時にミラーリング可能。
- スクリーンショット、画面録画、PC画面をスマホにミラーリング、デバイス間の相互キャスト、ホワイトボード機能(書き込み・メモ)が搭載
- AndroidやiPhoneをPCやTV、スマートTV(Android TVを含む)、AR/VRなど多数のスマートデバイスに直接ミラーリングできるマルチプラットフォーム対応
メリット
- 遅延が少ないため、ゲームプレイや動画視聴、配信・プレゼンテーションでもストレスなく利用できる。
- エミュレーター不要で、PCのキーボードやマウスを使ってスマホアプリを直感的かつ効率的に操作可能。
- 一度に複数デバイスをPCにミラーリングできるため、複数のスマホやタブレットの画面をまとめて管理・操作でき、作業効率が向上する。
- ホワイトボード機能はプレゼンや授業などの際にリアルタイムでメモや図を描きながら説明でき、視覚的な情報伝達が容易。
- TVやAR/VRなど多様な出力先に対応することで、家庭でのエンタメや会議、教育現場など、幅広い場面で活用できる。
デメリット
- 無料版は透かし(ウォーターマーク)が入る
- 無料体験版はありますが、購入しない限り、10分ごとにデバイスを再接続する必要がある。
おすすめ⑤ Vysor
Vysorは、iOSおよびAndroidデバイスの画面をデスクトップに表示し、PC(またはブラウザ経由)からスマホのアプリ操作やゲームプレイが可能な画面ミラーリング&操作アプリです。対応OSはWindows、Mac、Linux、ブラウザと幅広く、OSを問わず利用できます。
特徴
- キーボードでスマホに入力ができるため、メッセージ返信に便利。
- マウスでポイント&クリック、スクロールなど直感的な操作が可能
- 開発者向け機能として、エミュレーターなしで物理デバイスとの連携を実現
- 「Vysor Share」により、オフィス内または遠隔地の他者と画面およびADBアクセスを共有可能。リンクひとつで手軽に共有
メリット
- OS非依存・マルチプラットフォーム対応:Windows, macOS, Linux, ブラウザ(クロームなど)で動作し、環境を選ばず使える
- スマホでの長文入力や細かいタップ操作もPC上で効率よく操作できる
- 開発者のデバッグ用途にも人気
- 無料で利用可能。
デメリット
- 無料版は画質が低め
- 無線接続は有料版限定
- 初めて操作する際、戸惑うところがある
おすすめ⑥ LetsView
LetsViewは、Windows/Mac/iOS/Android/TV間で画面共有ができる、「画面ミラーリングのワンストップアプリです。無料で使用でき、SDKも提供しており、多対一・一対多のストリーミングやリモート操作など、多様なユースケースに対応します。
特徴
- クロスプラットフォーム対応:Windows、Mac、iOS、Android、TVなど、多彩なデバイス間で画面共有が可能
- 遠隔キャスト、PCからスマホ操作、お絵かき・ホワイトボード、画面録画、スクリーンショットなどの機能を備える
- スマホやiPadをセカンドモニターとして利用可能になった
- 開発用に画面ミラーリング、ストリーミング、リモート操作、多対一・一対多などを統合する SDK を提供。
メリット
- 幅広いデバイスで使えるため、教育・ビジネス・家庭での使用すべてに対応できる柔軟性がある。
- 遠隔操作やお絵かき機能があるので、授業や会議、プレゼンテーション、ゲーム実況など多彩な用途に活用できる
- SDK による柔軟な統合が可能で、独自アプリへ画面ミラーリングを容易に追加できる
デメリット
- Wi-Fi環境に依存するため遅延が出やすい
おすすめ⑦ Mirroring360
Mirroring360は、スマホやタブレットの画面をワイヤレスでWindows・Macにミラーリングできるアプリです。特に教育現場やビジネスのプレゼン用途でよく使われており、同時に複数の端末画面を共有できるのが大きな特徴です。ソフトをインストールするだけで、iPhoneやAndroidの画面をケーブル不要でPCに映し出せるので、教室や会議室での利用に適しています。また、専用の「Mirroring360 Sender」アプリを使えば、Chromebookからも簡単にキャスト可能です。
特徴
- ケーブル不要、低遅延かつ高い応答性 を実現し、フルスクリーン表示や音声の転送にも対応
- 会議室や教室のどこからでも画面を無線で転送でき、プロジェクターや電子黒板との相性も抜群
- 「WebEx」「GotoMeeting」「me」などと併用し、参加者にiOSデバイスの画面を共有可能
- PCにソフトをインストール → iOSでAirPlayを有効 → PCを選択して開始という3ステップでミラーリング可能
メリット
- ワイヤレス接続なので、ケーブルの煩わしさがない
- 最大40台まで同時に画面を共有でき、教育・会議で便利
- iPhone、Android、Chromebookなどマルチデバイスに対応
- シンプルなUIで初心者でも設定が簡単
デメリット
- 日本語対応がやや不十分で、操作に慣れるまで時間がかかる場合がある
- 無料版は機能が制限されており、本格利用には有料版が必要
- 高解像度での表示や録画機能は他ソフトに比べてやや弱い
おすすめ⑧ AirMore
AirMoreは、ブラウザから操作できるWeb型のスマホ管理ツールで、AndroidやiOS端末とPCをWi-Fiで接続し、ファイル転送や画面ミラーリング、連絡先やメッセージ管理などを完全無料で利用できるサービスです。ブラウザ上で操作できるためPC側に専用ソフトのインストールは不要です。
特徴
- 同じWi-Fiネットワーク上で、スマホとPCをQRコードで簡単に接続でき、ブラウザ上から操作可能。
- スマホ内の音楽・動画・写真・アプリ・ドキュメントなどをPC上でカテゴリ別に管理し、ファイルの転送や削除、移動が可能
- ミラーリング中にスクリーンショットが可能で、PCまたはスマホ側に保存先を選べる
- アプリのインストールが不要(ブラウザで利用可能)
- メッセージ送信・通話履歴・連絡先の閲覧・編集などをブラウザ上で直感的に操作できる
メリット
- ケーブル不要&インストール不要で、Wi-Fi対応環境があれば、すぐにスマホとPCを連携できる
- 豊富なファイル管理機能により、写真/音楽/動画/ドキュメントなどをPC上で整理・転送でき、作業効率が向上する
- リアルタイムミラーリング+スクリーンショットで、スマホ画面を見ながら記録ができ、プレゼンやゲーム録画にも便利
- メッセージや連絡先、通話履歴などの管理がPCから可能で、スマホ操作よりも快適に対応可能
デメリット
- 安定性はWi-Fi環境次第
- 高解像度のミラーリングには不向き
Part3:画面ミラーリングする方法
ここからは、実際に AnyMiroを使ってiPhoneの画面をWindowsパソコンにミラーリングする手順 をご紹介します。
「アプリをインストールしたけど、どうやって使えばいいの?」という方は、ぜひ参考にしてください。
手順1:AnyMiroのダウンロード
まずは、AnyMiroの公式サイトにアクセスしましょう。トップページにある 「無料ダウンロード」 ボタンをクリックすると、インストーラーがパソコンに保存されます。保存が完了したら、インストーラーをダブルクリックして画面の指示に従い、インストールしてください。

手順2:AnyMiroの起動&iPhoneを接続
AnyMiroをダブルクリックして起動します。次に、「iOS/iPadOS」をクリックして選択してください。次に、USBケーブルを使ってiPhoneとパソコンを接続します。
(Wi-Fi接続も可能ですが、USB接続の方が安定して遅延も少ないのでおすすめです。)

初めて接続する場合、必要なドライバーが自動的にインストールされます。
同時に、iPhoneの画面に 「このコンピュータを信頼しますか?」 というポップアップが出ますので、「信頼」 をタップしましょう。
手順3:ミラーリング成功
接続が完了すると、iPhoneの画面がそのままパソコンに映し出されます。パソコン上で注釈を付けたり、OBSなどの配信ソフトにソースとして追加して、YouTubeやTwitchに配信したりすることもできます。

AnyMiroの強みは、無料版でも高画質なミラーリングができること。
ただし、無料版では1日あたり最大20分までしか利用できないので、「ちょっと試してみたい」「短時間のプレゼンや配信に使いたい」という方には十分です。
まとめ
ここまで、無料で使えるミラーリングアプリ8選と、AnyMiroを使った具体的な接続方法をご紹介しました。
- Androidユーザーなら → Scrcpy(完全無料&低遅延)
- iOSユーザーなら → AnyMiro / ApowerMirror / MirrorTo / LetsView
特に、AnyMiroは無料版でも最大20分・4K画質で利用できるので、まず「無料で体験してみたい」という方におすすめです。
👉 あなたの利用シーンは「ゲーム配信」「オンライン授業」「会議」どれに近いですか?
目的に合わせて最適なアプリを選んで、快適な大画面体験を楽しんでくださいね。